2021年3月20日土曜日

DD51別れの時~ラストチャンスをモノにせよ・一日目朝(2021年3月2日・火曜日)

  3月2日、3日の二日間にわたって、今年1月以来の中京エリア入りをしました。今季限りでJR貨物の定期運用から退く予定の国鉄型ディーゼル機関車、DD51を撮影するためです。
 天気予報では2日火曜日は朝から天候は優れず下り坂、午後は本降りの予報でしたが、この機を逃すともう二度と定期運用を持つ現役機としてのDD51を捉えることは出来ません。
 悪天候であればあるほど、他の撮影者がいない確率も上がってきます。ただでさえ人が集まりすぎるとロクなことがありませんから、引退カウントダウンの今、これは願ったり叶ったりの状況です!

 今回の遠征計画は、初日の2日火曜日は小生単独で撮影を行い、翌3日水曜日は当地でいつもお世話なっている先輩にご案内頂くというものです。
 今回のターゲットは、当然ながらDD51けん引の各貨物が中心です。ですが、名古屋貨物ターミナルと稲沢間の2571レは06時頃の稲沢到着ゆえ、今の季節の撮影は厳しいので見送ります。
 具体的には、

●稲沢発四日市行き
 2085レ 08時17分発 コンテナ列車(10時23分着)
 6079レ 11時51分発 石油返空列車(13時28分着)
 8075レ 15時50分発 石油返空列車(17時33分着)
●四日市発稲沢行き
 2080レ 12時42分発 コンテナ列車(14時09分着)
 2084レ 17時14分発 コンテナ列車(18時21分着)
 2088レ 19時08分発 コンテナ列車(20時33分着)

 この6本すべてを撮影しよう、というのが小生なりのJR貨物DD51との別れの儀式です。


2085レ、稲沢を出発

 まずは稲沢にて、2085レを押さえて行きましょう。

 7時50分、別れを惜しむかのような雨の中、DD51-857の機回しが始まりました。稲沢駅寄りヤードから小生の目の前までやって来て、すぐに戻って行きます。このあと組成が完了すると、2085レとなり出発です。スノウプロウ付きのDD51-857で俄然テンションが上がります。今までの中京エリア遠征はもちろん、山陰本線迂回貨物の時にも彼の地で追っかけまわして何度も撮影した機関車ですので感慨深いですね。
ディーゼルの紫煙を棚引かせて眼前を稲沢方向(画面左側)へ走り去って行きます。出発の時が近いようです。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm
 PRO F4.0 IS 100mm(35mm換算200mm) F/5.6 SS1/60秒 ISO800]


 08時17分、2085レの出発の時です。ヘッドライト点灯でこちらに向かってゆっくりとやって来ました。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 100mm(35mm換算200mm) F/7.1 SS1/80秒 ISO400]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 100mm(35mm換算200mm) F/7.1 SS1/80秒 ISO400]

 ほとんど空コキで荷は少なめです。贅沢は言ってられないのですが、正直締まらないなあ・苦笑。気を取り直して、引き続き、標準域でも狙って行きましょう。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 25mm(35mm換算50mm) F/7.1 SS1/80秒 ISO400]

 もっと広角寄りで食らいつきます!
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 16mm(35mm換算32mm) F/7.1 SS1/80秒 ISO400]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 16mm(35mm換算32mm) F/7.1 SS1/80秒 ISO400]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 16mm(35mm換算32mm) F/7.1 SS1/80秒 ISO400]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 16mm(35mm換算32mm) F/7.1 SS1/80秒 ISO400]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 16mm(35mm換算32mm) F/7.1 SS1/80秒 ISO400]

 さあ、こちらも四日市まで追いかけましょう!

四日市コスモ前にて、2085レ到着を待つ

 余裕をもって追いかけるために高速に乗ったのは良かったのですが、乗りなれない代車のいまいち精度が微妙なナビのために、えらく遠回りを余儀なくされそうでした。途中でナビは無視し、方角を頼りに下道でひたすら四日市方面を目指す作戦に切り替えます。幸いにも途中交通渋滞もなく、2085レの到着20分前にはいつもの四日市駅そばのコスモ前にたどり着けました。

 さすがに今日は雨が降ったり止んだりですので同業者も他に一名のみです。撮影場所も離れているので気兼ねなくのびのびと撮影を楽しめそうです。悪天候ではありますが、ダイヤ改正目前でこの状況は贅沢過ぎますね!

 10時23分、稲沢で見送った2085レがやって来ました。まずは四日市らしさを現すためにも煙突を入れつつ切り取って行きます。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 100mm(35mm換算200mm) F/8 SS1/250秒 ISO800]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 100mm(35mm換算200mm) F/8 SS1/250秒 ISO800]

 引き続いて、標準域で捉えて行きます。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 31mm(35mm換算62mm) F/8 SS1/250秒 ISO800]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 29mm(35mm換算58mm) F/8 SS1/250秒 ISO800]

 今度は機関車中心で広角域で食らいつきます。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 16mm(35mm換算32mm) F/8 SS1/250秒 ISO800]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 12mm(35mm換算24mm) F/8 SS1/250秒 ISO800]

 小雨交じりの天候が味方してくれて、影落ちを気にせずに済みましたね。
 DD51定期運用は残り僅かですから、後撃ちも積極的に狙って行きますよ!
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 44mm(35mm換算88mm) F/8 SS1/250秒 ISO800]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 100mm(35mm換算200mm) F/8 SS1/250秒 ISO800]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 100mm(35mm換算200mm) F/8 SS1/250秒 ISO800]

 積み荷の少ない貨物は締まりませんが、おかげで後撃ちは捗りましたね。

 2085レは四日市までの列車です。DD51-857はこの後、機回しを行って四日市12時42分発の2080レとして稲沢を目指します。

 いつものように津島街道踏切にて稲沢発6079レと四日市発2080レを仕留めるため、急ぎ愛知エリアへ戻りましょう。(「DD51別れの時~ラストチャンスをモノにせよ・一日目昼(2021年3月2日・火曜日)」に続きます。)

一日目これまでの記録
●稲沢発四日市行き
 2085レ 08時17分発 コンテナ列車(10時23分着) ✓
 6079レ 11時51分発 石油返空列車(13時28分着)
 8075レ 15時50分発 石油返空列車(17時33分着)
●四日市発稲沢行き
 2080レ 12時42分発 コンテナ列車(14時09分着)
 2084レ 17時14分発 コンテナ列車(18時21分着)
 2088レ 19時08分発 コンテナ列車(20時33分着)

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