前回同様にあまり変わり映えしない写真ばかりなので、ボーナスかどうかはかなり微妙ではありますが、「貴重な最後の石炭列車の記録」ということでご勘弁のほどを。
2020年1月7日(火)
今年の撮り初めはなんとこの石炭列車、熊谷貨物ターミナル行の5783レ、EF65-2068からでした。寒くてなかなか家を出れず、撮り初めがこんな時間になってしまったのを覚えています。貨物は休み中は軒並み運休しますので撮影開始もお正月休み明けからです。
2020年1月7日16時0分 府中本町にて |
2020年1月7日16時0分 府中本町にて |
さすがに1月の曇天~雨天時のこの時間は非常に暗いです。ISO1600にて撮影しているため、拡大すると非常に画像が荒い。。。本当はこんな時のための流し撮りなんでしょうが、失敗を恐れてSS稼げるISO感度上げという安易な方法をとりました(泣)
2020年1月14日(火)
熊谷貨物ターミナルから東京貨物ターミナルへ向かう、配給列車6794レです。こちらは石炭列車ではありませんが、後方に石炭ホキを三両従えています。
2020年1月14日12時38分 府中本町にて |
2020年1月14日12時38分 府中本町にて |
2020年1月14日12時38分 府中本町にて |
こうやって年が明けても検査明けの石炭ホキが試運転されているのですから、石炭列車が今季限りで終了もにわかには信じがたですよね。撮影時に顔を合わせた方々とも「秩父鉄道から発表はあったけど本当に3月に終了なのか?」「あるいは3月以降、ホキは別の用途があるのか?」と話したのも記憶に新しいです。
2020年1月23日(木)
先日の「石炭列車を追え」シリーズは1月21日(火)早朝の府中本町をスタートし、丸一日かけて石炭列車を追いかけました。二日後の23日(木)はDE11けん引の石炭列車5784レと5783レに的を絞っています。単に早起きができなかっただけ、とも言います。
2020年1月23日11時12分 昭和駅にて |
あいにくの天気の中、ゆっくりとDE11-2002がやってきました。
以下は、扇町駅での入替の様子です。三井埠頭の引込線へ空荷のホキを押し込んでいるところからです。
画面右側から左側へが進行方向です。(2020年1月23日11時30分 扇町駅にて) |
空荷のホキを押し込み終わり、今度は石炭満載のホキが待つ隣の引込線へ転線します。小生の目の前を走り抜けます。
2020年1月23日11時34分 扇町駅にて |
2020年1月23日11時43分 扇町駅にて |
扇町駅ホームそばの小生の前を通り過ぎて行きます。(2020年1月23日11時43分 扇町駅) |
後撃ち、排煙がなびいているのがいかにもDLの風情です。(2020年1月23日11時44分 扇町駅) |
この後、5783レは浜川崎を目指して出発します。
2020年2月6日(木)
熊谷貨物ターミナルへ向かう配給列車の6795レ、この日はEF210-150が担当です。府中本町は12時ごろの通過です。
流し撮りの練習で後方にピントが合っていないのでわかりにくいのですが、またしても石炭ホキ二両を引き連れています。
2020年2月6日12時6分 府中本町にて |
2020年2月6日12時6分 府中本町にて |
そしてこちらは熊谷貨物ターミナルから東京貨物ターミナルを目指す配給列車6794レです。この日はEH200-2がけん引でした。今回もなかなかの豪華編成です。
2020年2月6日12時39分 府中本町にて |
機関車長っ!(2020年2月6日12時39分 府中本町) |
またしても石炭ホキ!(2020年2月6日12時39分 府中本町) |
EH200のフロント周りの着雪も冬の風情ですな。ムド回送のEH200-21に空コキ八両、そして最後は石炭ホキ三両、本当に石炭列車は終わるんですか?
2020年2月12日(水)
石炭列車といっても石炭を載せているのか空なのかは外観からはわかりません。石炭ホキは無蓋なので列車を上から俯瞰できれば積荷も見られます。そういえば小学生の頃、歩道橋の上から今は亡き相模生コンのミキサー車上部の生コン投入口を覗き込んだなあ。
ということで、昨年6月以来、積荷の石炭を見るべく、跨線橋上から5783レを狙います!
16時5分、定刻通り5783レがやってきました。普段は水曜日は単機なのですが、この日は荷がありました。2月11日は祝日のため運休(あるいは単機)なので翌水曜日に出荷がずれたと思われます。この日の担当はEF65-2076です。
長い列車がやってきました。(2020年2月12日16時5分 北府中駅ー西国分寺駅間) |
堂々の石炭ホキ二十両です。(2020年2月12日16時5分 北府中駅ー西国分寺駅間) |
黒ダイヤもしっかり積んでます。(2020年2月12日16時5分 北府中駅ー西国分寺駅間) |
西国分寺駅からも遠くない、機関車を見下ろせる場所です。画面左手の電車架線のアームが目障りではありますが、まあ仕方ないですね。普段見られない列車の天井なども観察できるので個人的には好きな場所です。(石炭ホキの内側が白いことを小生はここで知りました!)
この跨線橋上はフェンスが張られていますので、明るい太いレンズでは撮れません。望遠を使ってフェンスの金網をぼかしてしまうことも出来なくはないですが、限度があります。細いレンズであれば何とか金網の間隔をかいくぐれます。小生もここで撮るときは鏡筒が細めのレンズを使います。一眼やミラーレス一眼よりも、むしろコンデジなどが有利でしょう。
これが小生が記録できた最後の石炭列車となります。この翌週に3連休が取れていたのですが、この時点で最後と思われた、DD51の定期運用を求めて名古屋・四日市エリアへ遠征をしたためです。石炭列車は「3月のダイヤ改正までもう少し記録できるか?でも、最近運休が多いな?」と思っていたら、2月の後半で運用は繰り上げ終了になっていました。地元の名物列車がなくなったのは残念ですが、こればかりはどうしようもありません。(ちなみに最後と思われたDD51の定期運用は2020年3月ダイヤ改正後も奇跡的にほぼ同じ仕業数が残っています)
以前にも書きましたが、輸入石炭の輸送ではありますが、令和の世まで、国内で一番最後まで残った石炭列車が「神奈川・東京・埼玉の首都圏を走っていた」というのは実に意外です。
これにて「石炭列車を追え・番外編」は終了です。
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