2020年10月21日水曜日

ヒガウラで安中貨物と棚ぼた初銀タキを(2020年10月16日金曜日)

 10月16日金曜日、予想外に天気が良かったので亜鉛を運ぶ安中貨物を撮りに武蔵野線は東浦和駅-東川口駅間の通称❝ヒガウラ❞まで出張って来ました。正直、まだ今の時期のヒガウラは草ボウボウが懸念されるのですが、広いエリアですし行けば「何とかなるだろう」と前向きに考えてのことです。最悪、すぐそばの東浦和駅で駅撮りも出来ますしね。

 自宅からのそこそこ遠距離ドライブでしたが、1時間30分ほどで現着出来ました。ところがグラウンド側のエリアは予想通り、葦のような蒲のような背の高い草がボウボウでして、とても撮影地にはアクセスできない状況でした。小生以外の撮影者はさすがに誰もおりません・苦笑。
 どこか撮影出来そうな場所を求めてロケハン開始です。線路下のトンネルをくぐって反対側に出ると、築堤にはそれなりに草が茂ってはいますが、畑が多いエリアだけあって見通しは良く、何とか撮影は出来そうです。今日はここで獲物を狙っていきましょう。

 14時52分、さっそく貨物列車がやって来ました。石油タキを曳いているので8883レでしょう。
 雲も多いのですが、青い空も見えて広いエリアでもあるので、まずは練習がてら、空を広くとってワイドに撮影してみました。 
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 40mm(35mm換算80mmf/5.0 SS1/1600秒 ISO200]

 築堤の草が茂りすぎですが、機関車はギリギリかわせそうです。ちょっとワイド過ぎて手前の架線柱が目障りですね。ここからはトリミングしたものを掲載します。このすぐ下画像は上にアップした画像をトリミングしたものです。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm (トリミング済みf/5.0 SS1/1600秒 ISO200]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm (トリミング済みf/5.0 SS1/1600秒 ISO200]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm (トリミング済みf/5.0 SS1/1600秒 ISO200]

 担当機関車はEF210-125です。
 トリミング済み三枚目はスカート部分に雑草がかかってしまいましたね。これでシャッターを切るタイミングが何となくつかめました!それにしてもこの光景、とても首都圏とは思えませんよね。武蔵野の原野を走る風情です。
 と、いいつつ編成中盤、桃太郎から数えて七両目に色の薄いタキが見えます。これはもしや・・・。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 40mm(35mm換算80mm) f/5.0 SS1/1600秒 ISO200]

 タキ143000、そうです通称❝銀タキ❞です!ステンレスタンクで無塗装の外観からそう呼ばれているようです。ちなみに銀タキは製造されたのがこの一両のみですので、なかなか貴重な存在なのです!今まで銀タキは見かけたことはあったのですが、撮影出来たのは今回が初めてでした。
 練習のつもりがなかなか良いものと遭遇出来ました。今度はもう少し機関車と絡めて、銀タキとハッキリわかるように撮影したいものです。でも、いつどこの運用に入るかは全く予想出来ないのでハードルは高いですね・・・。

 続いて15時01分、74レがEF210の300番台(通称❝押太郎❞、❝押桃❞)がEF66の代走でやって来ました。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 64mm(35mm換算128mm) f/5.6 SS1/1250秒 ISO200]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 64mm(35mm換算128mm) f/5.6 SS1/1250秒 ISO200]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 64mm(35mm換算128mm) f/5.6 SS1/1250秒 ISO200]

 EF210-308が担当でした。昨年度まではこのEF210の300番台は関東への運用はありませんでしたが、2020年3月ダイヤ改正でこちらにも頻繁にやって来るようになりました。今回はEF66の代走ですが、定期運用ももちろん持っています。
 300番台は山陽本線の八本松駅~瀬野駅間の峠越え区間、通称セノハチにて貨物列車の最後部から後押しする補助機関車(EF67の置換え用)として製造されています。勾配後押機関車としての運用以外にもこうやって貨物けん引にも従事しています。押太郎は車体側面の黄帯が目印です。

 15時20分、お待ちかねの安中貨物がやって来ました。担当機関車はEH500-44です。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 64mm(35mm換算128mm) f/4.0 SS1/2000秒 ISO200]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 64mm(35mm換算128mm) f/4.0 SS1/2000秒 ISO200]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 64mm(35mm換算128mm) f/4.0 SS1/2000秒 ISO200]

 痛恨のミス、貨物最後方が切れてしまいました・・・。欲張らずにトリミング前提で余白を残して撮影するべきでしたね。光線状態も良かっただけに悔やまれます。

 ここからは延長戦です。日が短くなってきているのと雲が出てきたので残された時間は短いですが粘ってみましょう。

 15時50分、8095レと思われる列車です。担当はEH500-42、ところが・・・。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 67mm(35mm換算134mm) f/4.0 SS1/640秒 ISO200]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 67mm(35mm換算134mm) f/4.0 SS1/640秒 ISO200]


 惜しいことに旅客電車に完全に被られました。ギリギリ機関車だけでもかわせたのは、不幸中の幸いでしたが、これでは貨物列車かどうかも分からないのでもう一枚だけ。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm (トリミング済み) f/4.0 SS1/640秒 ISO200]

 トリミングしてはいるものの、金太郎のスカート部に鉄柵や雑草がかかっていたり、機関車直後は空荷、実に締まりませんね。

 だんだんと雲も厚くなってきました。そろそろ撃ち止めですね。
 16時10分、EF64担当の1094レ、鹿島貨物がやって来ました。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 57mm(35mm換算114mm) f/4.0 SS1/500秒 ISO200]

 大宮更新色、通称牛乳パックのEF64-1034です。全般検査に合わせて国鉄色に塗り替えられていますので、いずれ消滅するであろうカラーです。

 16時19分、89レです。担当はEH200-901、EH200型の先行試作車です。
 EH200の先行試作機には愛称の❝ブルーサンダー❞のステッカーがなく、側面は非常にスッキリとしています。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 64mm(35mm換算128mm) f/4.0 SS1/500秒 ISO200]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 64mm(35mm換算128mm) f/4.0 SS1/500秒 ISO200]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED PRO40-150mm 62mm(35mm換算124mm) f/4.0 SS1/500秒 ISO200]

 ピントが甘いですね。。。どうも、本命の安中貨物を構図で外してしまって以降、本日は締まりませんでしたね。撮影の備忘録としての本ブログですのであえて記録として留めておきましょう!(いつもの負け惜しみ)

 久々に訪れたヒガウラは、やはり草ぼうぼうでいまだに撮影には適さない状況でしたが、それなりに楽しめました。本来の撮影地であるグラウンド側へは、晩秋から初冬にかけてまた来てみたいと思います。

 曇天で暗くなってきたことと日帰り遠征地ということもあり、これにて本日の撮影は終了です。さあ、道が混まないうちに帰路につきましょう!


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