鉄路経巡り漫ろある記: 群馬県民の日の横川駅で機関車を(2020年10月28日･水曜日その2)

　走行中のDD51を捉えることが出来ましたので、今度は駅で停車中の様子を押さえに行きます。駅であれば、先ほどはぶら下がっているだけだった、蒸気機関車のD51もしっかりと押さえられます。とにかく向かってみましょう。

　列車到着直後ということもあって、普段は人影もまばらな横川駅もなかなかの混雑ぶりです。券売機に並び、入場券を購入します。

　お目当てのDD51-842が眼前にたたずんでいますが、この後に出発の211系がいるので編成は抜けません。が、まずは一枚です。この画像からもわかりますように同業者さんも一般の方々も写真を撮りまくっていますね。

[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 25mm(35mm換算50mm) F/5.6 SS1/500秒 ISO200]

　DD51-842はお召し指定機ですので、各所に装飾が施されています。煙突カバー、デッキ部の手すり、車体下部の白ラインの入る部分が鏡面ステンレス材に置き換えられていますので非常にきらびやかな印象です。小生が普段撮影することの多い、名古屋エリアのDD51と違って、ボディ表面も非常に艶やかな状態が保たれています。JR貨物のDD51は日夜ガンガン使われているので、排煙で煤けた屋根やつやの抜けきったボディなど貨物機ならではの貫禄、凄味を感じさせます。

[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 61mm(35mm換算122mm) F/5.6 SS1/500秒 ISO200]

　ホームでは安中総合学園高校の和太鼓部による演奏が行われていました。こちらも多くの方々が熱心に観覧していました。

[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 12mm(35mm換算24mm) F/5.6 SS1/500秒 ISO200]

　さあ、つづいて蒸気機関車D51-498を撮りにホームを進んで行きましょう。

[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 41mm(35mm換算82mm) F/4.0 SS1/800秒 ISO200]

　見えてきました、❝デゴイチ❞です。

[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 47mm(35mm換算94mm) F/4.0 SS1/800秒 ISO200]

[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 50mm(35mm換算100mm) F/7.1 SS1/500秒 ISO200]

　この後の14時00分の出発までは時間がありますが、釜の火を落とせないのでタイミング見て石炭をくべているようでした。真岡鉄道の圧縮空気で走らせるSLの操縦イベント参加時に「翌朝の仕業に備えて、一晩中SLの火を絶やさないように石炭をくべるのは機関区の若手の仕事」と教えて頂いたとおりです。燃料を燃やすのも機械仕掛けは一切無く全て人力で行うのだから本当に大変な仕事です・・・。