鉄路経巡り漫ろある記: 夜戦、新鶴見信号場へ(2020年11月21日･土曜日)

2020年11月22日日曜日

　昨夜は先日入手したばかりの、MF単焦点レンズ(フォクトレンダー・ノクトンF0.95･10.5mm)練習を兼ねて仕事帰りに新鶴見信号場へ向かいました。ここであれば、何らかの機関車がいるはずです。

　ここ数日の間、関東では非常に暖かい日が続いていたので完全に油断していました。今夜はなかなか冷えてましてシャツ一枚ではちょっとしんどいですね。

　まずは周辺の様子を一枚。うーん、ここのエリアには一台もいません。まあそのうち来るでしょう、ということでしばし待機です。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm(35mm換算21mm) f/5.6? SS2秒 ISO800]

　23時29分、現れました。EF210の300番台、キャラクター入り押桃による入替が始まりました。動いている間は撮影出来ないため、動きが止まったところでシャッターを切っています。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm(35mm換算21mm) f/0.95? SS0.3秒 ISO1000]

　ちょっと明るすぎたので、絞ってみます。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm(35mm換算21mm) f/5.6? SS2秒 ISO1000]

　入替中の片側テールランプに綺麗な光芒が出てます。EF210のつやつやしたボディが良くわかりますね。そんなこんなしているうちに桃太郎は静かに姿を消してしまいました。

　23時35分、桃太郎の次は金太郎がやって来ました。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm(35mm換算21mm) f/5.6? SS2.5秒 ISO1000]

　後方には先ほど入れ替えを行っていたEF210が新川崎駅方向へ走って行きます。

　場所をちょっと移動してEH500の前方に回り込みましょう。ヘッドライトが消えていますから発車までまだ時間があるようです。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm(35mm換算21mm) f/5.6? SS1秒 ISO1000]

　ヘッドライトが点灯しました。光芒が伸びてますね。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm(35mm換算21mm) f/5.6? SS1秒 ISO1000]

　都会は明るくって、わかりにくいのですが、一応オリオン座とコラボです。

　機関士さんが交代するのでしょう、ドアが開きました。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm(35mm換算21mm) f/5.6? SS1秒 ISO1000]

　横構図で切り取りましたが、フェンスが見切れてしまいました。単焦点広角レンズなので足で微調整しないといけませんね！

　せっかくなので、ISOを低くして絞りとSSでいろいろ試してみます。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm(35mm換算21mm) f/0.95? SS3秒 ISO640]

　オリオン座はわかりやすく撮れていますが、機関車は白飛びで失敗です。もう少しSS速くしましょう。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm(35mm換算21mm) f/0.95? SS1秒 ISO640]

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm(35mm換算21mm) f/0.95? SS1/2秒 ISO640]

　これはなかなか奥が深く、いくらでも撮影を続けてしまいますね。

　23時45分、EH500が出発して行きました。

　EF66がゆっくりとやって来ました。ダメもとで流し撮りを試してみます。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm(35mm換算21mm) f/0.95? SS1/4秒 ISO640]

　何とか捉えられた、といった程度です。さすがにこれは練習あるのみですね。

　正直、なかなかの買い物でしたが、カメラ本体の手振れ補正機能と相まって夜間撮影時の強い味方になってくれそうです。マニュアルフォーカスへの慣れはまだまだですが、むしろ攻略のしがいがあるというものです。お手軽な夜の楽しみが出来ました！

鉄路経巡り漫ろある記