2021年8月2日月曜日

常磐線にて安中貨物を捕獲しよう!(2021年7月6日・火曜日)

 8月ですが、今回もまだアップできていなかった今年7月6日・火曜日の撮影記となります。なお、本文中の時間軸表記は当時のものとなります。閲覧していただく方々には混乱されぬよう、ご承知おき下さい。

 福島県の小名浜から群馬県の安中まで「亜鉛精鉱」と「亜鉛焼鉱」を運ぶ安中貨物ですが近い将来なくなてしまう可能性が出てきたことは以前も本ブログでご案内しました(「安中貨物狙いで久々の東浦和へ(2021年6月23日・水曜日)」)。

 2021年5月31日付日経新聞電子版によると2022年3月までに東邦亜鉛が安中製錬所での焙焼炉の運用を休止し、小名浜製錬所へ集約するとのことです(「東邦亜鉛、製錬事業を再編 群馬で焙焼炉など休止」)。

 安中貨物は「亜鉛精鉱」とこれを焙焼し硫黄分を除去した「亜鉛焼鉱」の二品目をそれぞれトキとタキにて輸送しています。今回の報道では「安中製錬所での焙焼炉休止」ですので、タキによる亜鉛焼鉱の輸送は引き続き続けられそうではあります。ただ、近い将来、タキ+トキ混成の編成は失われるでしょうから、今のうちに記録しておきたいところです。

 今まで武蔵野線内での撮影は行っていましたが、実はそれ以外のエリアで安中貨物を撮影したことがありませんでした。タキ+トキ混成編成のうちに何とか常磐線エリアや高崎線エリア、信越本線エリアでも押さえておきたいものです。で、「善は急げ」、「鉄は熱いうちに打て」のことわざ通り、やってきました常磐線エリアです!

 事前に下調べしていたJR常磐線の赤塚駅-内原駅間の跨線橋上で仕留めて行きます。
 こちらの跨線橋は車道と歩道が完全に分離しており、歩道も広めですので手持ち撮影であれば歩行者の邪魔になることもありません。とはいえ、そもそも歩道は歩くところです。こちらは撮影のために「間借りさせてもらっている」という感覚を忘れてはいけませんよね。

 13時19分、5094レ安中貨物がやって来ました。
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 18mm(35mm換算36mm) F/8 SS1/1000秒 ISO400(RAW現像にて露出補正済み)]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 18mm(35mm換算36mm) F/8 SS1/1000秒 ISO400(RAW現像にて露出補正済み)]
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 18mm(35mm換算36mm) F/8 SS1/1000秒 ISO400(RAW現像にて露出補正済み)]

 担当機関車はEH500-62です。今日はタキ10両+トキ4両の14両編成でした。

 さすがに梅雨も明けきらない時期ゆえ曇天ですが、田植えの終わった関東平野を走り抜ける安中貨物を捉えることが出来ました。初めて来た場所ですが、目障りなソーラーパネルもなく、背後に大きな建物ありませんし、気に入りました!
 天気の良いときに改めて訪れたい場所です。



 さてこれはおまけ、13時35分、E657系上りスーパーひたちです。  
[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm PRO F4.0 IS 18mm(35mm換算36mm) F/8 SS1/500秒 ISO400]
 
 小学校低学年のとき、父方の田舎に行くときに利用した特急ひたちはまだ485系ボンネット型もよく見かけ、乗車もしました。当時、ボンネット無しの貫通扉タイプの方が新しい特急のイメージがあったのをよく覚えています。
 その後、常磐高速の延伸で車での帰省でも以前のように片道8時間もかからなくなりました。だんだんと特急ひたちに乗る機会はなくなっていきます。ちょうど国鉄からJRへ民営化する時期だったと思います。
 そこからさらに数年後、自分でも車を運転するようになりました。ついに初代スーパーひたち、タキシードボディ(651系)には乗ることがありませんでした。新登場時の衝撃はなかなかのものでしたし、今から思えば惜しいことをしたものです。

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