夜戦にて西金ホキ配給を捕獲せよ(2020年12月21日･月曜日)

 　昨日に引き続き、今回も昨年年末の撮影記録となります。同じく忙しさにかまけて、三か月間も寝かせてしまった案件です。時間軸表記は撮影当時に則っております。

　12月21日はJR東日本郡山総合車両センターからの西金駅常駐のホキの交検出場があるとのことで仕事終わりに茨城方面へ向かってみました。そう、世間一般の方でいう華金、休み前の夜なので、時間的には多少無理が効きます。普段あまり接っする機会のない、EF81が撮影出来るのと、ここしばらくチャレンジしている夜間撮影も行えるので一石二鳥です。

　事前に調べたところ、郡山を出発後、途中何か所かで停車する様子です。仕事が終わったのが20時過ぎです。小山駅での運転停車21時10-13分、神奈川県東部からはさすがに間に合いません。笠間駅での22時45-23時14分と友部駅での23時26-48分の二か所をメインターゲットに据えて、あわよくば水戸駅まで追って行く算段です。とはいいつつ、撮影では全く訪れたことのないエリアですので流動的ではあります。

　高速をひた走ること約二時間、まずは笠間駅を目指しますが、ちょっとせわしなく、到着出来たのが23時過ぎでした。

　しかし、この時間の笠間駅はすでに完全にクローズされていました。当然ながら駅構内には入場出来ません。これは大誤算です(よくよく考えてみれば終電の早い水戸線なので、当たり前なのです)。

　仕事帰りにここまで来て何も撮れないのは非常に癪です。出発まで残り時間が少ないのですが、周辺を探索してみます。線路沿いの道を進んで行くと、何とか撮影出来そうな場所がありました。ホーム越しになるので車両の足元は全く写りませんが、まずは一枚押さえて行きましょう。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95(35mm換算21mm) F/5.6? SS1/2秒 ISO1600]

　ホーム上の照明を星に見立てて、EF81-98北斗星カラーとコラボです。でもちょっと光源が明るすぎて、車体の流れ星が霞んでしまいますね。夜空の本当の星はなおさらです。

　この後、程なくして、配給9781レは出発して行きました。こちらも車に戻って、次の停車駅である友部駅に向かいましょう。初めて訪れるエリアゆえ、完全にナビ頼りの走行でしたが、友部駅まではさほど時間もかからず到着出来ました。

　常磐線も乗り入れている大きな駅ですので今度はすんなりと駅構内に入場出来ました。終電まではまだ時間もありそうです。でも、来年の3月ダイヤ改正以降はどの鉄道会社も終電を早めるようですし、今後は駅での夜戦はやりにくくなるのかもしれませんね。

　23時35分、友部駅ですでに停車中のところをまずは一枚押さえます。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95(35mm換算21mm) F/5.6? SS0.3秒 ISO400]

　撮影者はほかに一名のみ、出発まで10分以上ありますから、ゆったりと撮影出来ます。前方で撮影されている方に一声おかけして、正面からを狙います。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95(35mm換算21mm) F/5.6? SS1/2秒 ISO400]

　ヘッドライトの光芒も良い具合に出ていますね。足ズームでもう少し寄ってみましょう。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95(35mm換算21mm) F/5.6? SS1秒 ISO400]

　駅構内の明るい場所なので、後方に回り込んでホキ中心でも撮っておきましょう。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95(35mm換算21mm) F/5.6? SS0.4秒 ISO400]

　出発シーンを押さえるべく前方に戻りましょう。

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95(35mm換算21mm) F/5.6? SS0.4秒 ISO400]

　戻るついでに駅の行き先表示板と合わせて一枚。水戸線とは打って変わって、まだまだ旅客列車も走っています。

　かつてはこのEF81-98も旅客列車を引いていましたが、今はたまに配給列車を引く位で一線からは退いた存在です。この光景も残りわずかだと思われます。

　配9781レ、出発です。上手く行くかどうか、チャレンジです！

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95(35mm換算21mm) F/0.95 SS1/20秒 ISO400]

[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95(35mm換算21mm) F/0.95 SS1/20秒 ISO400]

　ピントが甘いですね。今から考えると、ISO感度を上げて、SSもう少し速めて、絞りも二段ほど絞れば良かったと後悔です。現場でのとっさの判断の精度をもっと高めていきたいものです･･･。

　友部駅での撮影はこれにて終了です。まだ、体力的には余力があるので、このまま水戸駅まで追ってみましょう！

(｢水戸駅夜戦｣に続きます。)

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