鉄路経巡り漫ろある記: 長野方面工臨を夜戦にて(2021年2月12日･金曜日)

2021年2月28日日曜日

長野方面工臨を夜戦にて(2021年2月12日･金曜日)

　運用終了の近い、JR東日本の機関車による工臨を仕事帰りに捕獲です！

　本来は地元エリアで撮影したかったのですが、この辺りでは日中から夕方の走行です。この日は仕事ゆえ、せっかくの工臨でも撮影出来ません。ただ、八王子での停車時間が長いのと中央東線の山岳区間ではそこまで足が速くない列車です。職場を20時前に上がって、高速使って山梨から長野へ追いかければ、何とかチャンスはありそうです。我ながら、最近発想が狂ってます・苦笑。まずは19時45分退勤目指して仕事を片付けて行きましょう。

　首尾よく仕事も完了したので、走りなれた圏央道～中央高速ルートでとにかく山梨・長野方面へ向かいます。出来れば甲府駅で捉えたいところですが、なかなかタイトです。道路状況は順調ではありますが、ギリギリか数分遅れで甲府駅着が濃厚です。せっかくの獲物を逃すのも癪なので、長野県富士見駅まで足を延ばして、迎え撃つことにします。明日も仕事で正直、肉体的にはきついのですが、ここまで来て手ぶらでは帰れません！帰宅は午前様でしょうが、腹くくって行きましょう！

　富士見駅には工臨着の15分ほど前に到着出来ました。神奈川より数段上の寒さです。厚手の防寒具を羽織って駅に向かいます。この時点で工臨入線10分前、ホーム上にはすでに同業者が集まっています。停車位置と思われる辺りでカメラを構えて入線を待ちます。

　21時57分、ヘッドライトが見えてきました。夜間ゆえ、動いているところはあきらめ、停車したところを押さえて行きます。

[E-M1MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm PRO F2.8 19mm(35mm換算38mm) F/5.6 SS2.5秒 ISO200 RAW現像にて+1.0EV補正]

　担当機関車はEF64-1052、皆さん茶釜と呼んでます。茶釜と言えば、ぶんぶく茶釜や平蜘蛛茶釜ですが、この界隈では違うようです(本当は機関車のカマは｢釜｣ではなく｢罐｣なんですがね)。閑話休題、画面右側の照明灯から光芒が伸びてますね。現場ではEF64のヘッドライトばかり気にしていて気づきませんでした。

　レンズをノクトンに付け替えます。光芒の出方がまた変わってくるはずです。

　ピントを合わせていると、ちょうど旅客列車がやって来ました。