今回も遅れに遅れている今年3月3日のDD51との別れの顛末の続き、完結編です。なお、ブログ上の時間軸は撮影時当時のままですので、ご承知おきください。
永和夜戦、2088レを迎え撃つ
今回の永和駅夜戦は、逆光にゃんこ師からのリクエストで小生がご案内するという、今までとは全く逆のパターンとなります。いつもお世話になっているだけに、これは非常にうれしいオファーでした。
2088レは19時に四日市駅を出発する列車です。基本的に夜間走行中の姿を捉えることは出来ません。駅で流し撮りという方法もありますが、これはなかなかリスキーです。手っ取り早い方法は「停車中に捉える」に尽きます。
幸いにも2088レは関西本線の単線区間の旅客列車待ち合わせのために永和駅で運転停止があります。そこを狙えば労せずしてDD51の姿を捉えられるという算段です。「蟹江バルブ」に間に合わなかった小生が執念で見つけた(大げさ)夜戦ポイントです(「DD51、夜でも撮るよ」参照)。
軽い食事を終えて、小生の案内で決戦の地へ向かいます。当然ながら辺りは真っ暗です。機材を整えて待機していると、あとから同業者さん二人がやって来られました。お話を伺うと、関西本線で通勤されているそうで、最近この場所に気付かれたとのこと。小生は何度かここで同業者さんと一緒になったことはありますが、意外と知られていない場所のようですね。
お互いに譲り合いながらスタンバイします。基本的に密は好まないのですが、常識を持ち合わせている方々との邂逅は大歓迎です!どうやらこの方々もいわゆる葬式鉄の喧騒にはうんざりで、穴場を探しているようでした。
19時39分、2088レがやって来ました。担当機関車は先ほど善太川で撮影したDD51-1801です。
[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95 (35mm換算21mm) F/5.6? SS2.5秒 ISO800] |
下り旅客列車のヘッドライトに照らされたところを狙って行きます。
[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95 (35mm換算21mm) F/5.6? SS2.5秒 ISO800] |
[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95 (35mm換算21mm) F/5.6? SS2.5秒 ISO800] |
[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95 (35mm換算21mm) F/5.6? SS2.5秒 ISO800] |
2、3枚目は旅客列車の光芒が伸びてなかなか面白くなりましたね。まだまだ停車時間はありますのでいろいろ試してみます。
ISO感度を下げて、その分、SSを遅くします。
[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95 (35mm換算21mm) F/5.6? SS4秒 ISO400] |
そんなこんなしているうちに、また旅客列車がやって来ました。偶然の産物に期待してシャッターを切って行きましょう。
[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95 (35mm換算21mm) F/5.6? SS4秒 ISO400] |
[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95 (35mm換算21mm) F/5.6? SS4秒 ISO400] |
[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95 (35mm換算21mm) F/5.6? SS4秒 ISO400] |
[E-M1MarkII Voightlander NOKTON 10.5mm F0.95 (35mm換算21mm) F/5.6? SS4秒 ISO400] |
今回は雲が厚かったため、星空とのコラボは出来なかったのが心残りですが、DD51とのお別れがしっかりと出来ました。
ご一緒した同業者さんには小生が神奈川から来た旨を説明し、さすがに今回が最後の訪問になりそうなので、逆光にゃんこ師と一緒にDD51の定期運用の見送りをお願いしました。
本当は定期運用最終日にも立ち会いたいのは山々ですが、昨日今日と十分に撮影を堪能しましたし、悔いはありません。何よりDD51-857とDD51-1801というスノウプロウ付き2機と二日間一緒に過ごせたのは望外の喜びでした。名残惜しいですが、関西本線エリアとは暫しのお別れです。
最後にご一緒した皆さん、そしてコーディネートして下さった逆光にゃんこ師にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!
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